大型バイク免許は50代からでも取れる! ~教習スケジュール編~

今回からは教習スケジュール編に入りますね。
教習が始まるまでは緊張すると思いますが、
始まったら、あっという間ですので、
色々と準備をして迎えると安心できますよ。

教習はどういうスケジュール?

今回は教習のスケジュールについて紹介していきますね。

流れを把握していれば入校後に、

「こんなはずじゃなかった。」、「予定が狂った。」

などのトラブルを回避できますよ。

楽しみでワクワクな人も、不安があるって人も卒業試験合格に向けて突き進みましょう!!!

教習時間の確認

まず最初に教習時間の確認をしていきましょう。
時間数は以下の通りです。

技能学科
普通自動車免許所持31時間1時間
免許なし/原付免許所持36時間26時間

トータルでこの時間かけて教習をしますよ。

所有免許区分によって、このように時間数に差が出てきます。

教習に空きがあれば何時間でも受けられる?

 技能講習は限りがあります!!

それぞれ上限があるので確認しましょう。

一日上限連続
第一段階2時間可能
第二段階3時間不可能 ※1

※1 技能教習は2時間連続まで可能。
   例)2時間連続→空き(または学科)→1時間

このように上限があるんですよ。

特に、第二段階の技能に関しては注意が必要です。

これを知らないでキャンセル待ちをしてしまった場合、
『よし、空きが出たから予約しよう!』としても断られます!!
待った時間が無駄になってしまいますよね。


また、事前予約の時はその点も含めて予約しておきましょうね。

技能は連続2時間までと覚えましょう!

その前後に1時間以上の空きがあると、
一日合計で3時間乗れます!

これを理解していれば、予定も立てやすいですよね。

教習の流れ

1-1.流れとしては下記の通りです。

  1. 入校
  2. 技能(第一段階)
  3. 第一段階最後で見きわめ(復習&第二段階へ進んでも良いか判断。)
    第一段階の全てのコースを走行。
  4. 技能(第二段階)
    第一・二段階全てのコースを走行。
  5. 学科(普通免許所持の場合は1コマ)
  6. (総復習&卒業検定へ進んでも良いか判断。)
  7. 卒業検定
  8. 合格
  9. 免許交付手続き

上記のスケジュールで教習が進んでいきますよ。

技能教習の流れ&アドバイス

  • 前半は普通自動二輪、後半は大型二輪と同じ内容で2時限ずつ行う。
     →一気に大型自動二輪教習を受ける場合。
  • 初めてのコースを走行する際は教官の後部座席に乗り、コツなどを教わりながら走行をする。
  • 積極的に質問していきましょう。教習の最後に教官にアドバイスをもらう。
    ※苦手なとこをなくしてから次のステップに進みましょう。
  • 見きわめは、力まずリラックス。
  • 卒業検定合格に向けて頑張りましょう。

まずはじめに、

入校

今日からあなたは教習所の生徒ですよ。

入校後に行うのは、

  • 身体検査(主に視力・聴力)
  • 適性検査(結果から運転に対して気を付ける点などアドバイスがもらえ、結果が悪くても不合格はありません。)

次からいよいよバイクに乗車していきますよ。

技能(第一段階)

最初はバイクについて学んでいきます。

  • 倒れたバイクの起こし方
  • スタンドのかけ方&押して進む方法。
  • 乗り方&姿勢
  • 操作方法&アクセル等の名称など。

バイクの乗車&運転に欠かせない基礎を学んでいきますよ。

そして、実際に乗車していきます。

教習所によって変わってきますが、
教官の乗車するバイクの後部座席へ乗って、
状況に合わせた操作方法をお教えてくれますよ。

この状態で1、2週走行した後は、いよいよ運転。

こんな感じで第一段階がスタートしていくんです。
※コースについては、次の記事で紹介しますね。

この段階では基本を学びますよ。
基本操作をスムーズに行うことを目標していきましょう。

次の第二段階では基本をもとに、実践にむけた応用を行っていきます。

なので基本的な操作は重要となりますので、
スムーズな運転操作ができるように頑張っていきましょう。

そして、第一段階の最後には「見きわめ」というものがあるんです。

バイク教習では路上教習はないので、仮免許試験はありませんよ。

ですが、仮免許試験と同じと考えるよいでしょう。

第一段階で学んだことを行えているかなど、
次の段階へ進んでも良いか判断されます。

といっても、試験ではないので気張らずにいきましょう!!

さ~て、次は

技能(第二段階)

ここまでくれば基本的な操作はスムーズに行えていますよね。

難易度や技術も高くなっていることでしょう。

自信をもってくださいね。
ただし、基本は忘れないでください。

この段階では、立った状態での運転や1本橋、ジグザグ走行など、
バイクを使いこなせないとクリアできない課題が多いです。

「難しそうだなぁ」「できるか不安だなぁ」「挑戦したくてワクワク」など、

思っている人もいますよね。

私も不安でした。
しかし、やってみると以外でできたんですよね。

出来た理由は一つ、
「第一段階で学んだ”基本””ができたから。」です。

教習以外では乗車して練習することができませんよね。
その時におススメのが「イメトレ」!!!。

私が行っていたのは、目を瞑って課題の走行をイメージしてましたね。
エアーでバイクのアクセルを回したり、ブレーキを踏んだり、
乗車していることを想像してました。
これによって、脳と体の両方で覚えることができたんですよね。
効果あるので、『イメトレ!!』おススメですよ。

学科

普通自動車免許を持っている方は学科が1コマだけあるんですね。
 ※免許がないない方は、第一・第二段階それぞれで学科があります。(計26時間)

授業みたいに座学と思って方、実は違うんですよ。
バイクのシミュレーターに乗って疑似体験を行います。
 具体的には、車もそうですけど峠のある大きなカーブを時速100kmで走行するとどうなるかをシミュレーションをして経験することができ、
この速度で侵入したらどういう状況になり、自分自身がどうなるかを体験するすることができるんです。
仮にカーブで曲がり切れなくなり、車線をはみ出て対向車に引かれてしまうシミュレーション結果となった場合、
危ないからカーブで100kmで走行するのは危険なので気を付けましょうってなりますよね?
シミュレーションなので、気を付けましょうで終わりますが、
実際に自分が同条件で走行した時に同じ結果となった場合、どうなりますか?

分かると思いますが”死にます。”
100歩譲っても”大ケガ”をしますよね?
正しい走行をしなければこういう結果になることを、
学べる素晴らしい授業なんですよ。

ここまで聞くと怖いと思いますよね?
それは、上記の方法が間違っていたから危険なんです。
正しい方法を学びさえすれば、危険ではまりませんよ。

この学科によって、より安全を意識することできるんですよね。

これらの事を踏まえて、教習を続けていきましょうね。

見きわめ(最終)

ここでは次の卒業試験に進めるか判断される内容となり、
卒業試験を実施する2コースの走行します。

基準としては、

  • 各課題ができる。
  • 同じ課題を連続してミスをしていないか。
  • 一つのコース走行時における、各課題のミスが多くないか。

厳しいかもしれませんが、この時点まで来れれば『きっとできる!!』でしょう。

卒業試験の予行練習と想定して行うことが良いでしょう。

卒業検定

あとひと踏ん張りですよ。

・卒業検定日の流れ

当日他の受験者もいて、順番に名前を呼ばれたらバイクへ向かい卒業検定が開始されます。

採点方法は『100点満点からの減点方式』です。

走行以外の注意点をご紹介しますね。

  • 卒業検定時のコースは直前に提示される。
  • 待合室を出たところから、試験が開始されていると考えましょう。
    特に多いのはバイクに乗る際にスッと乗ってしまうこと。
    周囲確認を忘れるだけで減点はもったいないですよ!!
  • コース走行後は、バイクを停車・降車して終了です。

以上で卒業検定まで終了です。

この後は、免許交付手続きです。

卒業検定合格後の流れ

各都道府県の免許交付センターにて交付されます。

普通免許所持の方は交付手続きで完了です。

初めての免許取得の方は、さらに筆記試験と実地試験(技能試験)があります。
その結果が合格であれば、交付手続きで完了です。
1日かかるのでスケジュール調整しておきましょう。
※実地試験は全員ではなく、当日受験者全体のうち、10人いないぐらいの方が行います。→当日言い渡されます。

ここまでで免許取得できましたね。
楽しみにしていたツーリングに行けますね。

まとめ

入校後

第一段階:バイクの扱い方・知識から知る。
 ↓
運転の基本操作を身に付ける。

基本コースで運転に慣れる。

第二段階:応用コースでレベルアップ!

見きわめ(最終):
ことに慣れる路上をでも問題なく走れるように課題コースを走行→第一段階・第二段階で練習の成果は発揮し精度も高める。→

  1. 所有免許によって教習時間が異なる。
    ・普通自動車免許所持の場合、32時間。
    ・免許なし/原付免許所有の場合、62時間。
    ※技能・学科含む
  2. 1日の教習時間に上限があるので、効率良く通いましょう。
  3. 第二段階では、技能教習が一日最大3時間可能。
    但し、連続は2時間まで。
  4. 学科のシミュレーションでは、危険走行を疑似体験ができる。
  5. 卒業検定では100点満点からの減点方式。
    乗車する前から試験は始まっている!!

これで念願のツーリングに行けますね。
基本を忘れずに安全運転で、たくさんの思い出を作っていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました