今回からは教習スケジュール編に入りますね。
教習が始まるまでは緊張すると思いますが、
始まったら、あっという間ですので、
色々と準備をして迎えると安心できますよ。
目次
教習はどういうスケジュール?
今回は教習のスケジュールについて紹介していきますね。
流れを把握していれば入校後に、
「こんなはずじゃなかった。」、「予定が狂った。」
などのトラブルを回避できますよ。
楽しみでワクワクな人も、不安があるって人も卒業試験合格に向けて突き進みましょう!!!
教習時間の確認
まず最初に教習時間の確認をしていきましょう。
時間数は以下の通りです。
技能 | 学科 | |
普通自動車免許所持 | 31時間 | 1時間 |
免許なし/原付免許所持 | 36時間 | 26時間 |
トータルでこの時間かけて教習をしますよ。
所有免許区分によって、このように時間数に差が出てきます。
・教習に空きがあれば何時間でも受けられる?
技能講習は限りがあります!!
それぞれ上限があるので確認しましょう。
一日上限 | 連続 | |
第一段階 | 2時間 | 可能 |
第二段階 | 3時間 | 不可能 ※1 |
※1 技能教習は2時間連続まで可能。
例)2時間連続→空き(または学科)→1時間
このように上限があるんですよ。
特に、第二段階の技能に関しては注意が必要です。
これを知らないでキャンセル待ちをしてしまった場合、
『よし、空きが出たから予約しよう!』としても断られます!!
待った時間が無駄になってしまいますよね。
また、事前予約の時はその点も含めて予約しておきましょうね。
技能は連続2時間までと覚えましょう!
その前後に1時間以上の空きがあると、
一日合計で3時間乗れます!
これを理解していれば、予定も立てやすいですよね。
教習の流れ
1-1.流れとしては下記の通りです。
- 入校
- 技能(第一段階)
- 第一段階最後で見きわめ(復習&第二段階へ進んでも良いか判断。)
第一段階の全てのコースを走行。 - 技能(第二段階)
第一・二段階全てのコースを走行。 - 学科(普通免許所持の場合は1コマ)
- (総復習&卒業検定へ進んでも良いか判断。)
- 卒業検定
- 合格
- 免許交付手続き
上記のスケジュールで教習が進んでいきますよ。
技能教習の流れ&アドバイス
- 前半は普通自動二輪、後半は大型二輪と同じ内容で2時限ずつ行う。
→一気に大型自動二輪教習を受ける場合。 - 初めてのコースを走行する際は教官の後部座席に乗り、コツなどを教わりながら走行をする。
- 積極的に質問していきましょう。教習の最後に教官にアドバイスをもらう。
※苦手なとこをなくしてから次のステップに進みましょう。 - 見きわめは、力まずリラックス。
- 卒業検定合格に向けて頑張りましょう。
まずはじめに、
入校
今日からあなたは教習所の生徒ですよ。
入校後に行うのは、
- 身体検査(主に視力・聴力)
- 適性検査(結果から運転に対して気を付ける点などアドバイスがもらえ、結果が悪くても不合格はありません。)
次からいよいよバイクに乗車していきますよ。
技能(第一段階)
最初はバイクについて学んでいきます。
- 倒れたバイクの起こし方
- スタンドのかけ方&押して進む方法。
- 乗り方&姿勢
- 操作方法&アクセル等の名称など。
バイクの乗車&運転に欠かせない基礎を学んでいきますよ。
そして、実際に乗車していきます。
教習所によって変わってきますが、
教官の乗車するバイクの後部座席へ乗って、
状況に合わせた操作方法をお教えてくれますよ。
この状態で1、2週走行した後は、いよいよ運転。
こんな感じで第一段階がスタートしていくんです。
※コースについては、次の記事で紹介しますね。
この段階では基本を学びますよ。
基本操作をスムーズに行うことを目標していきましょう。
次の第二段階では基本をもとに、実践にむけた応用を行っていきます。
なので基本的な操作は重要となりますので、
スムーズな運転操作ができるように頑張っていきましょう。
そして、第一段階の最後には「見きわめ」というものがあるんです。
バイク教習では路上教習はないので、仮免許試験はありませんよ。
ですが、仮免許試験と同じと考えるよいでしょう。
第一段階で学んだことを行えているかなど、
次の段階へ進んでも良いか判断されます。
といっても、試験ではないので気張らずにいきましょう!!
さ~て、次は
技能(第二段階)
ここまでくれば基本的な操作はスムーズに行えていますよね。
難易度や技術も高くなっていることでしょう。
自信をもってくださいね。
ただし、基本は忘れないでください。
この段階では、立った状態での運転や1本橋、ジグザグ走行など、
バイクを使いこなせないとクリアできない課題が多いです。
「難しそうだなぁ」「できるか不安だなぁ」「挑戦したくてワクワク」など、
思っている人もいますよね。
私も不安でした。
しかし、やってみると以外でできたんですよね。
出来た理由は一つ、
「第一段階で学んだ”基本””ができたから。」です。
教習以外では乗車して練習することができませんよね。
その時におススメのが「イメトレ」!!!。
私が行っていたのは、目を瞑って課題の走行をイメージしてましたね。
エアーでバイクのアクセルを回したり、ブレーキを踏んだり、
乗車していることを想像してました。
これによって、脳と体の両方で覚えることができたんですよね。
効果あるので、『イメトレ!!』おススメですよ。
学科
普通自動車免許を持っている方は学科が1コマだけあるんですね。
※免許がないない方は、第一・第二段階それぞれで学科があります。(計26時間)
授業みたいに座学と思って方、実は違うんですよ。
バイクのシミュレーターに乗って疑似体験を行います。
具体的には、車もそうですけど峠のある大きなカーブを時速100kmで走行するとどうなるかをシミュレーションをして経験することができ、
この速度で侵入したらどういう状況になり、自分自身がどうなるかを体験するすることができるんです。
仮にカーブで曲がり切れなくなり、車線をはみ出て対向車に引かれてしまうシミュレーション結果となった場合、
危ないからカーブで100kmで走行するのは危険なので気を付けましょうってなりますよね?
シミュレーションなので、気を付けましょうで終わりますが、
実際に自分が同条件で走行した時に同じ結果となった場合、どうなりますか?
分かると思いますが”死にます。”
100歩譲っても”大ケガ”をしますよね?
正しい走行をしなければこういう結果になることを、
学べる素晴らしい授業なんですよ。
ここまで聞くと怖いと思いますよね?
それは、上記の方法が間違っていたから危険なんです。
正しい方法を学びさえすれば、危険ではまりませんよ。
この学科によって、より安全を意識することできるんですよね。
これらの事を踏まえて、教習を続けていきましょうね。
見きわめ(最終)
ここでは次の卒業試験に進めるか判断される内容となり、
卒業試験を実施する2コースの走行します。
基準としては、
- 各課題ができる。
- 同じ課題を連続してミスをしていないか。
- 一つのコース走行時における、各課題のミスが多くないか。
厳しいかもしれませんが、この時点まで来れれば『きっとできる!!』でしょう。
卒業試験の予行練習と想定して行うことが良いでしょう。
卒業検定
あとひと踏ん張りですよ。
・卒業検定日の流れ
当日他の受験者もいて、順番に名前を呼ばれたらバイクへ向かい卒業検定が開始されます。
採点方法は『100点満点からの減点方式』です。
走行以外の注意点をご紹介しますね。
- 卒業検定時のコースは直前に提示される。
- 待合室を出たところから、試験が開始されていると考えましょう。
特に多いのはバイクに乗る際にスッと乗ってしまうこと。
周囲確認を忘れるだけで減点はもったいないですよ!! - コース走行後は、バイクを停車・降車して終了です。
以上で卒業検定まで終了です。
この後は、免許交付手続きです。
卒業検定合格後の流れ
各都道府県の免許交付センターにて交付されます。
普通免許所持の方は交付手続きで完了です。
初めての免許取得の方は、さらに筆記試験と実地試験(技能試験)があります。
その結果が合格であれば、交付手続きで完了です。
1日かかるのでスケジュール調整しておきましょう。
※実地試験は全員ではなく、当日受験者全体のうち、10人いないぐらいの方が行います。→当日言い渡されます。
ここまでで免許取得できましたね。
楽しみにしていたツーリングに行けますね。
まとめ
入校後
↓
第一段階:バイクの扱い方・知識から知る。
↓
運転の基本操作を身に付ける。
↓
基本コースで運転に慣れる。
↓
第二段階:応用コースでレベルアップ!
↓
見きわめ(最終):
ことに慣れる路上をでも問題なく走れるように課題コースを走行→第一段階・第二段階で練習の成果は発揮し精度も高める。→
- 所有免許によって教習時間が異なる。
・普通自動車免許所持の場合、32時間。
・免許なし/原付免許所有の場合、62時間。
※技能・学科含む - 1日の教習時間に上限があるので、効率良く通いましょう。
- 第二段階では、技能教習が一日最大3時間可能。
但し、連続は2時間まで。 - 学科のシミュレーションでは、危険走行を疑似体験ができる。
- 卒業検定では100点満点からの減点方式。
乗車する前から試験は始まっている!!
これで念願のツーリングに行けますね。
基本を忘れずに安全運転で、たくさんの思い出を作っていきましょう。
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