今回はバイク教習で課題の攻略方法をご紹介していきます。
どんなコースがあるの?そのコツは?
バイク教習では発進・停止以外にも基本的な操作から応用的な操作まで幅広くあるんです。
このよううにコース内には、いくつかの課題があります。
ここでは課題コースの種類とコツについて紹介していきますね。
↓主な課題はコチラ↓
- 坂道発進
- S字・クランク
- 急制動
- 法定速度走行
- スラローム
- 一本橋
- 波状路
これらの課題をクリアできれば、卒業検定合格に近づくので一緒に頑張っていきましょうね。
その前に、
クラッチ?半クラ?ってなぁに?
クラッチの仕組みについて、簡単に説明していきますね。
・クラッチの場所は?
→ハンドル左手のレバーです。
・クラッチの操作方法は?
→レバーを握る(クラッチを切る)
→レバーを離す(クラッチを繋げる)
・クラッチの目的は?
→エンジンとトランスミッションを繋げるためにあるものです。
→クラッチを繋がなければ進めません
・半クラとは?
→簡単に説明すると、クラッチ切った状態から、繋ぎかけた状態の事です。
繋ぎかけた状態でも進むんですよ。ただし、アクセルを回してない状態でクラッチを全て繋ぐとエンストするので気を付けてくださいね。
では、内容やコツについても紹介いてきますよ!
坂道発進
その名の通り、坂道で停止後に発進をするだけ!
なんですが、コツを掴まないとエンストしちゃいます。
聞いた話ですけど、この課題で後退してしまうと、卒業試験失格になるそうですよ。
しっかりマスターしていきましょうね。
一連の流れはこんな感じですよ。
1.坂道で停止後に左足を地面に置く。
2.右足だけブレーキをかけ、クラッチを握った状態で右手のブレーキを離す。
3.アクセルを回転させていく。回転数メーターの針が2以上が望ましい。
(ウーンをふかしたままでOK!)。
4.左手のクラッチを握った状態から徐々に離して繋げていく。
5.ウーンの音が小さくなって回数の針が2→1あたりに下がったら、
そのままクラッチレバー徐々に離しアクセルを回転させると前に進む。
ここで紹介した方法は、自身がない人におすすめです。
ちなみに僕もこの方法で行ってました。確実にできるんですよ。
自信がある人は、
・クラッチを離して繋げる。
・アクセルを回転して進む。
この動作を同時に行うとスピーディーにできますよ。
でも、僕はこの方法でチャレンジしましたが成功率が低く、よくエンストしてましたよ。
実際にやってみて、やりやすい方で覚えると良いですよ。
続いては、
S字・クランク
・S字コースとは、文字通りSの形をしたコースなんですよ。
→カーブの基礎である、車体を倒しながら走行するコースなんです。
股でタンクを挟み、ハンドルを切るのと同時に車体を倒します。(倒れます。)
倒すのが怖いと思いますが、大丈夫ですよ。
倒れそうになったら加速をすると、自然に車体は起き上がるんです。
ただし、急加速は危険。低速で加速しましょう。
・クランクとは、直角カーブを走行するコースです。
→ここではアクセルを使わず、クラッチ操作で走行します。
クラッチだけでもアクセルを使わず走行できるんですよ。
主に半クラを使いますが、クラッチを繋ぎすぎてしまうとエンストしてしまいますよ。
法定速度走行(40km走行)&急制動
・法定速度走行(40km走行)は、コース内の直線道路で40kmを出して走行します。
卒業試験では速度が40km出ていないと減点になってしまいますよ。
自動車免許所有していてもバイクの40kmって思っている以上に早いんですよね。
ですが、思い切ってアクセル回転させて加速しましょう。
ベストな流れは、直線の前半に加速し早い段階で40kmへ近づきましょう。
理由は次の急制動にありますよ 。
・急制動とは、急ブレーキをすることです。
先ほど40km走行をあるとお伝えしましたが、それと同じコースで行いますよ。
コツは、パイロンが立っているとこに前輪が差し掛かったら急ブレーキ!
ここでの一連の流れは、
1.前輪がパイロンに差し掛かってから急ブレーキ!!
2.急ブレーキは前輪(右手)、後輪(右足)を同時操作します。
3.急ブレーキ時は車体が曲がらないようにハンドルをまっすぐに支える。
4.顔は前方を見て、目線でメーター等を一瞬チェック。
5.速度は40km以上出す。
6.アクセル回転からブレーキ操作までタイムラグあるので、パイロン手前でアクセルを離し、パイロン進入時にブレーキ操作ができるように、40km+αの速度を出すのがおすすめ。43~45kmあたりがベスト!!
一本橋
一本橋は、1本の道をバイクで走行すること。
・幅30cm、長さ15mの細い道。
・大型バイクは10秒以上かけて走行する。
→10秒未満だと減点になりますよ。
・卒業試験では脱輪すると失格。
僕自身このコースでは成功・失敗の波がありましたね。
でも、コツを掴めば問題ないですよ。
走行ポイント
進入前に停止線で停止&安全確認
↓
ローギアで発進、3分の1まで走行
↓
残り3分の2は半クラと後輪ブレーキ(右足)でスピード調節
→アクセルは使わない。
一本橋のコツ
・進入時は少し上り坂なので、スピードが必要。
・股でタンクを挟み、軽く脇を締め、肩の力を抜く。
・顔は前方を向く。
・スピードが減速すると倒れやすくなるのでハンドルで左右に微調整。
※倒れそうになったら加速する!!
→脱輪は失格、秒数足りなければ減点で済むので、ヤバいと思ったら加速して通過しましょう。
一本橋までの習得はできましたね。
次はスラロームです。
一本橋も難しいですが、ここから難易度が上がりますよ。
でも、基本ができていれば応用も問題ないですよ。
では、スラロームのコツを紹介していきますね。
スラローム
スラロームとは、両サイドに等間隔で置かれたパイロンの外側を走行します。
→ジグザグに走行するって思うとわかりやすいですよ。
⓵身に付くテクニック
・障害物を避ける。
・バランス感覚。
・速度調整。
⓶これらに必要なこと
・アクセルワーク&ブレーキング。
・ニーグリップ。
・目線。
~走行の流れ~
発進→カーブ手前で減速(ブレーキ)→カーブ進入→カーブ後半にアクセル(加速)→次のカーブに進入。
といった流れで走行します。
・アクセルワーク&ブレーキング
→加速・減速の微調整を使いこなせるか。
・ニーグリップ(股でタンクを挟み密着した姿勢)
→カーブで車体を倒し、加速で起き上がる際にこの姿勢が重要。
これができないと体勢が崩れ運転操作に支障が出てしまいますよ。
・目線
→コレが一番重要ですよ!!!
手元を見がちですが、進行方向を見ましょう!!
カーブの先や次のパイロンを見ると安定感が増します。
ポイントで気を付ければ問題なく走行できますよ。
波状路
正直、僕はこの教習が始まるまで、どのコースのこと言っているかわかりませんでした。
波状路とは、等間隔にある地面の段差を立ち乗りで越えていくこと。
ここでは立ち乗りで段差を乗り越えていくんです。
ただ立つだけでは乗り越えられないんですよ。
~波状路の流れ~
発進後に立ち乗り開始→半クラを使いコースに進入→⓵段差を超える直前にアクセルを回して吹かす→⓶段差超える→⓵と⓶を繰り返す。
こんな感じで走行します。
ここでのポイントは、
・立ち乗りの時は膝の内側でタンクを挟む。
・段差を超える前に吹かす。
→吹かさないと段差を超えるときにエンストする。
吹かす時はクラッチは握った(切った)状態。
・目線は進行方向。
・5秒以上かけて走行する。
→ペース配分に気を付ける。
このように走行していきましょう。
ここまでで課題コースは終了ですよ。
それぞれの課題のコツを掴み、卒業試験合格に向けて頑張っていきましょう。
バークツーリングに行って、たくさんの思い出つくりましょうね。
まとめ
・基礎基本が全ての課題で重要。
→応用コースでも基礎基本を忘れずに!!
・全てのコースでコツを習得し、百発百中で卒業試験へ挑もう。
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