そのタイヤ、手遅れです...

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大げさなタイトルで驚かれた方もいるかもしれませんが、

こうならないためにもタイヤのについて知っていきましょう。

タイヤは消耗品って言われているけど、どのタイミングで交換すればいいの?

そう思う方は多いと思います。

ここではタイヤ交換に関することを紹介していきます。

  • 交換するタイミング
  • 交換方法&費用

この二つに絞って紹介していきますね。

それではさっそく本題に入っていきましょう。

交換するタイミング

交換するタイミングは3つあります。

  • 摩耗によって、スリップサインが出たとき。
  • 製造年数から5年経っているとき
  • タイヤ表面にヒビ割れ・亀裂が入ったとき。

これらに当てはまるときは交換のタイミングと言って良いでしょう。

では一つずつ掘り下げていきますね。

摩耗によってスリップサインが出た

バイクタイヤの交換時期や距離に定められた基準はないということを知ってください。

なので、今現在のタイヤの状況を確認していきましょうね。

その方法はスリップサインという方法で確認ができます。

この、スリップサインの見る方法を覚えてると簡単に見極めることができますよ。

スリップサインとは?

スリップしやすい状態を知らせてくれるサインです。
※見かたは後ほど紹介します。

同時に、バイクのタイヤの溝の深さが0.8mmなったときに知らせてくれます。
※車の場合は1.8mm

ゴムがすり減っていくとスリップサインが現れてきます。

バイクや車など全てのタイヤで溝が減ってきたときに現れる仕組みになってます。

タイヤによって異なりますが、一般的に約5,000km走行につき1mmずつ擦り減ります。

新品のバイクタイヤは約8mmなので(スポーツタイプやハイグリップは5mm)、

8mm(新品タイヤ溝)-0.8mm(スリップサイン)= 7.2mm(実際に使用できる深さ)

約5,000kmで1mm摩耗するので

7.2mm(実際に使用できる深さ) ✖ 5,000km = 36,000km

これらから、新品で購入した場合スリップサインが出てくるのが36,000kmという計算となります。

ですが、少し手前の25,000kmk~35,000kmを交換の目安にしましょう。

スリップサインが出るまで乗るのは危険の可能性が高まります。

また、雨などで路面が濡れている場合はよりスリップしやすくなります。

その点を踏まえて交換を早めることも一つの方法として考えておくと良いでしょう。

スリップサインはどう見るの?

スリップサインの見かたを紹介していきます。

タイヤの側面に『』の印が複数存在しており、トレッド方面に向かって延長して見た時に、
凹んでいる溝が1か所でも途切れると、スリップサインが現れたと判断します。

正常なバイクタイヤは、溝が途切れることなく続いています。

製造年数から5年まで

「溝が残っているから大丈夫!!」ってわけにもいかないんです。

ゴムは劣化するものです。

使用していても、していなくても劣化は進み、

ヒビ割れ・亀裂がなくても空気中のオゾンによって劣化は進行します。

一般的に『空気中のオゾンの酸化作用』によって劣化が起きます。

要するに、タイヤが製造された後から空気中にあるオゾンによって少なからず劣化は進むということです。

これはタイヤに関わらず、ゴム製品は製造後から劣化が進むことを頭の片隅に入れておくと他でも活かすことができるでしょう。

しかし、技術力の高まった現代では極端に製造年数が古くなければ、大きな差はみられないでしょう。

多くのメーカーでは、

  • 5年で販売店で点検
  • 10年で交換

を推奨しています。

タイヤは溝が残っていても、年数が経過するにつれて固くなってきます。

また、グリップ力重視やシビアな環境で乗る場合の目安は、

  • 新品タイヤに履いてから1年前後
  • 距離は5,000km前後

このように更に期間・距離数が乗る環境によってかなり変わってきます。

一般的な利用に関しては前者のを目安にすると良いでしょう。

タイヤに亀裂orヒビ割れ

タイヤに亀裂またはヒビ割れが入ったら、劣化だけではなく走行中のパンクにも繋がることもあるので気を付けましょう。

主なヒビ割れと亀裂の原因は以下の通りです。

ヒビ割れ(クラック)箇所 原因
トレッド面の溝の凹んだ部分 ・空気圧の不足
・過荷重
・ゴムの疲労
サイドウォール(側面) ・空気圧の不足
・過荷重
・ゴムの疲労
・構築物に接触などによる傷
・空気中のオゾンの酸化作用 ※
※ オゾンの酸化作用 ・・・ 空気中にはあるオゾンは酸素原子の一つで酸化作用
亀裂(CBU)箇所原因
ブリーティングCBU※
→サイドウォールの亀裂
・極端な空気不足で走行
カットorショックCBU
→ サイドウォールの亀裂
・構築物によって損傷
※ ブリーディングCBU・・・徐々にコード・ブレイキング・アップ
   空気が徐々に漏れ、極端な低空気圧のまま走行を続ける事のより、
タイヤサイド部のコードが周状に切れてしまう損傷のこと。

このように亀裂とひび割れには原因があり、

上記のような症状がでてきたら速やかに交換しましょう。

これによって事故につながるかもしれません。

安全なバイクライフのために、随時タイヤ点検もしていきましょう。

では、いざタイヤを交換するときはどのくらいの費用がかかるのか紹介していきますね。

交換方法&費用

まず、タイヤ交換の時にかかる費用はこのとおりです。

  • タイヤ代
  • 作業料金
  • 廃タイヤ処分料(取り換え前のタイヤ処分料)

タイヤ代の相場として、大型バイクの前後2本あたりで\30,000~\55,000が相場です。

内訳は、フロント(前輪)で\15,000~\25,000、リア(後輪)で\20,000~\30,000となります。

交換の作業料金では、大型バイクで前後2本交換した場合、\7,000~\15,000が相場となり、

内訳は 、フロント(前輪)で\3,000~\5,000、リア(後輪)で\4,000~\8,000となります。

廃タイヤ処分料は1本あたり\500前後なので、2本合わせて¥1,000前後となります。

ここで気になるのは前後ですり減り方が違う場合です。

結論としてどちらか1本だけ交換しても問題ありません。

どちらかが交換すべきタイミングであれば、この方法をとることで維持費を少しでも抑えることができるでしょう。

まとめ

交換のタイミングは、

  • 摩耗によって、スリップサインが出たとき。
  • 製造年数から5年経っているとき
  • タイヤ表面にヒビ割れ・亀裂が入ったとき。

これらの条件にあてはまったときは、速やかに交換した方が良いでしょう。

交換費用は、

  • タイヤ代
  •   2本交換した場合、 \30,000~\55,000
  • 作業料金
  •   2本交換した場合、\7,000~\15,000
  • 廃タイヤ処分料
  •   2本合わせて¥1,000前後

    全体で、\38,000~\86,000が相場となってきます。

    前後のタイヤは、必ずしも同時の交換しなくても良い。

    定期的にタイヤの点検を行い、スリップや事故等に遭わないようにしていきましょう。

    そして、タイヤ交換するタイミングも適切に行って、

    より快適なバイクライフを送っていきましょう!!

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