前回ではバイクの選び方について紹介しましたね。
いくつかのタイプがあって、どのバイクにもメリット・デメリットから選ぶのもありだし、
実際に試乗してみて決めるのもありですよ。って紹介しましたよね。
そしてバイクを選んだあとに必ずやるべきことがあります。
それは保険の加入です。
万が一のために加入しておきましょう。
注意点もあげていきます。
その点含めて紹介していきますね。
保険会社を選ぼう!
最初に保険会社から選びますよね?
お申込み方法が大きく分けて二つありますよ。
・『ダイレクト型』
・『代理店型』
それぞれのメリット・デメリットを紹介していきますね。
・『ダイレクト型』
メリット
・保険料が安く、割引がある。
・自分の望む保険を選び、組み立てることができる。
・見積もり金額がすぐわかる。
・インターネットから365日24時間、いつでも申込できる。
デメリット
・対面での相談や質問ができない。
割引があったり、すぐに加入できるのが良いですよね。
同じ補償なら安いほうが良いと思う方や、時間がないからすぐに加入したい人に向いてますよね。
それに、『ダイレクト型』はどの補償に加入すればいいのか。など、選ぶ必要があるんですよね。
知識がある程度あり、補償内容などを比較して決めたい人にもおススメなんですよ。
せっかく加入する保険なので勉強がてら、自分自身で補償内容を比較して、加入してみるのも良いですよね。
その中でどの補償が必要なのかきっとわかるはずです。
ここまでが『ダイレクト型』です。
次は、
・『代理店型』
メリット
・相談や質問が対面でできる。
・アドバイスも受けることができる。
・条件を伝えればそれに合う見積もりを提示してくれる。
・面倒な手続きを代行しれくれる。
デメリット
・割引が無い。
・申込可能な時間が限られる。
対面で質問等ができるので知識に不安の方や、全て保険のプロに任せたい人におススメです。
以上のように、『ダイレクト型』・『代理店型』とそれぞれにメリット・デメリットがあります。
ですが、事故時の対応やサービスは、どちらのタイプを選んでも同じなんですよ。
せっかく自分の保険を選ぶのであればどれが必要なのか、知識を身に付けるきっかけにもなりますよね。今後にも役立つ知識なのでこの機会に是非学んでおきましょう。
保険加入手続きって大変?
加入手続きって、結構面倒なイメージありますよね。
書類記入して、郵送や窓口へ持ち込んで確認してもらって、お金を振り込んで、、、、。
こんなときは、保険にインターネットから加入できる『ダイレクト型』を利用しましょう!!
見積もりから支払いまで最短で30分で完了するんですよ。
準備するもの
・車検証
・免許証
・クレジットカード(コンビニ払いの場合は不要。)
この三つで簡単に払えますよ。
更にネット申込割引もありインターネットで申し込むとお得なんですよ!!
実店舗が無く人件費等のコストがかからない分、加入者に還元しているからです。
割引があるのはネット申し込みだけなんですよ。
バイク保険をインターネットから申し込みできるのは今のところ、この3社のみ。
・アクサダイレクト
・三井ダイレクト損保
・チューリッヒ保険
自動車保険はネット申込を取り扱っているところは多くて、
バイク保険は少ないんですよ。
話を戻しますね。
見積もりも各社ホームページから簡単&無料ですぐに出るんですよ。
それに各オプション(保険では特約)の詳細や、説明なども記載されていますよ。
もし、それでも不明な点があったら、各コールセンターで質問なども出来ます。
このように店舗に行かずに保険加入手続きができるので、日時の調整や移動する時間などを感がる必要がないんですよ。
プライベートの時間を有効に活用できることもメリットなんですよね。
※他社の保険継続中で乗換希望の方などは対象外となりますので、
各社HPよりコールセンターへお問い合わせしてくださいね。
次は『代理店型』の流れを紹介していきますね。
・まず最初に打ち合わせ(希望を伝える)のため担当の方が自宅に来る。
またはどこかで待ち合わせをする。※
→この打ち合わせでは、希望&相談&アドバイスをもらう。
・後日、打合せ内容を基に見積もりを持ってくる。※(メールで受取も可能。)
・その補償内容で良いか、吟味または再見積もりを依頼する。
・補償内容に納得すれば決定&申込。
→支払方法の決定&決済※
・お申込み完了後に、保険証券が届く。
※が付いているとこでは、保険担当の方と日時を調整して合わなければならない。
→このように対面で行うので、その場で納得&解決できるのが、安心して加入できますよね。
ダイレクト型では自分で必要な補償を選択して、素早く申込ができ保険開始日を最短で翌日からに設定することも可能なんですよ。
代理店型では、保険のプロに相談できるので安心。申込手続きもお任せで負担もなく楽ですよ。
※ココでワンポイント
こういった方いませんか?
・自分一人で保険担当の方と話をするのが不安、心配。
・お任せでも不要な補償は付けたくないけど、保険のプロがオススメと言ってきたら断れない。
・押しに弱い。
こういった方は、『ダイレクト型』がオススメです。
後になって、
・お任せにしたけどこの補償付けなければよかった。
・保険料もっと安くしておけばよかった。
など、後悔したくありませんよね?
そんな時は知識を付けて自分で決めることが良いですよ。
納得のいく補償を選んで気持ちもスッキリしてツーリングにいきましょうね。
保険に種類ってあるの?
保険の種類について、ご紹介していきますね。
内容を理解して、自分に必要な保険にに加入していきましょうね。
保険には自賠責保険、任意保険、車両保険の三つがあります。
1.自賠責保険とは、強制保険とも言われバイクや車の所有者に義務づけられているんです。
内容は相手対する最低保証金額のみしか補償されません。
→人への補償は最高で4,000万円(要介護の重度後遺障害時)、死亡時3,000万円。
この金額を超えた部分は自己負担となります。
最近では億単位の賠償もあるので、次に紹介する任意保険への加入も必ず加入しましょうね。
注意点
未加入や期限切れで走行すると1年以下の懲役又は50万円以下の罰金と免許停止処分になってしまいます。
↓加入のタイミング↓
・車両購入時に販売店で加入。
・車検時に次回車検日まで更新。
この方法で行えば期限切れで走行することもないので心配ありませんよ。
ちなみにどの保険会社を選んでも自賠責保険の金額は変わりませんので、
安心してくださいね。
2.任意保険とは、自賠責保険ではカバーできない部分を補償する保険です。
→例えば人への補償で1億円の賠償を迫られたら、自賠責では4,000万円が上限なので、
残りの6,000万円を補償してくれる保険なんです。
この他にも、
・自分や同乗者の治療費
・相手バイクへの修理補償
・相手の車両
・相手の怪我の治療費
・上記に係る費用
このように自賠責保険以外の部分を補償してくれるがの任意保険なんですよ。
3.車両保険とは、盗難や自分の車両に対する損害を補償する保険です。
・バイクが倒れて故障した。
・縁石部分に車体が擦れて傷ができた。凹んだ。
・当て逃げされて、修理が必要になった。
このようなときに補償してくれる保険なんですよ。
※ココでワンポイント
車両保険の補償対象とはならないこともあるので注意してくださいね。
・タイヤのパンクなど消耗品にかかるもの。
・老朽化が原因の故障など。
状況によっては補償の対象とはならない可能性もあります。
※詳しくは各社のコールセンターに問い合わせてみましょう。
ここまでで大きく分けて保険の種類について理解できましたか?
次は先ほど説明した、三つの保険の詳細の部分を説明していきますね。
その前に、2・3回深呼吸をしましょう!!
それでは次に各保険の補償内容を説明していきますね。
特約についても紹介していきますね。
※特約=オプション
スマホなどで修理補償オプションってありますよね?それと同じと捉えるとわかりやすいでしょう。
必要な補償内容は?
任意保険の補償は大きく分けて7つ分類されるんですよ。
補償の対象となるのが、下の図のようになりますよ。
この図を基準に必要か判断するのもいいですよね。
任意保険の種類 | 保険の名称 | 補償対象 |
賠償責任保険 | 対人補償保険 | 「対人」、自分以外の人 |
賠償責任保険 | 対物賠償保険 | 「対物」、物に対すること |
傷害保険 | 搭乗者傷害保険 | 車・バイクに乗っている(いた)人 |
傷害保険 | 自損事故保険 | 運転者・同乗者 |
傷害保険 | 無保険車傷害保険 | 被害に遭った自分 |
傷害保険 | 人身傷害保険 | 搭乗者傷害保険に加えて、被保険者とその家族 |
車両保険 | 車両保険 | 自分の車両 |
では、それぞれの内容を紹介していきますね。
・対人保証保険
→人身事故によって、被害者(相手)にケガや死亡させてしまった場合に、その損害賠償金を保証する保険です。
・自賠責保険でも対人保証がありますが、上限金額が決まってますよね。その金額を超えた損害金を対人保証保険でカバーする役目があるんですよ。
・この保険の上限金額は「無制限」にしておくのがベストです。
→数億円の賠償請求が実際に発生しているからなんですよ。
・対物賠償保険
→事故によって破損した自動車・物・工作物(フェンスなど)の修理代や現状復旧(以前と同じ状態に戻すこと)の損害を補償する保険です。
・自賠責保険では、この「対物」に対する保証はありませんので、こちらも万が一に備えて「無制限」にしておきましょう。
・搭乗者傷害保険
→加入している車・バイクを運転していた人と同乗者(一緒に乗っていた人)が怪我や死亡した場合に保険金が給付されるんです。
→自分が加害者、被害者と過失に関係なく補償されるところメリットですよ。
ちなみに等級も下がらないんですよ。
※支払われないケース・・・違法走行時(暴走行為、身を乗り出しての怪我など)と飲酒運転による事故は補償対象外となります。
↑↑↑危険なので絶対にやらないでくださいね。↑↑↑
・自損事故保険
→100%自分の責任(過失)か、相手がいない事故で怪我や死亡した時に補償される保険なんですよ。
例)・止まっている車やバイクに衝突。
・ガードレールなどの工作物に衝突。
・無保険車傷害保険
→まず、無保険車とはなんなのか?
① 対人賠償保険などの契約に加入をしていない相手自動車
② 対人賠償保険などの契約に加入しているが、運転者が年齢条件違反※であるなどの理由により、 保険金が支払われない場合の相手自動車。
※年齢条件適用者・・・記名被保険者(主たる運転者)、配偶者、同居の子供、親族
年齢条件適用者ではない(年齢条件違反)・・・別居の子供(既婚、未婚問わず)、親族、知人、友人等(※保険会社によっては適用者になる場合がある。)
→全体の同じ家族なのに、同居と別居で変わってくるんですよね。
この部分は重要ですよね。覚えておきましょう。
③ 対人賠償保険などを契約しているが、その保険金額が損害賠償金額より低い場合の相手自動車
→相手の加入している賠償保険金額に上限があり、それ以上の補償ができないときのことをいうんですね。
④ ひき逃げ、当て逃げなどで相手自動車が不明、特定できない場合
上記が無保険車に該当されるので、覚えておきましょうね。
では、本題に入りますね。
無保険車傷害保険とは、上記4つの条件のいずれかに当てはまる「無保険車」と事故を起こし、相手方から十分な補償を受けられない場合に、ご自身が契約している対人賠償責任保険金額と同額を限度として保険金を受け取れるんです。
そして、当て逃げ、ひき逃げなどで相手がわからないときに、損害賠償義務を果たせないなどの場合に、被害者自身が加入している任意保険で保険金が支払われるものです
実際に私
自身①のパターンで事故に遭ったこ経験があるんですよね。
接触事故をされて相手の過失割合(どちらが悪いか)が高い時に、任意保険に加入していなかったんですよね。
ですが、無保険車傷害保険が補償してくれるのは、死亡と重度の後遺症となった場合のみ。
怪我の治療費は対象されないので、検討している方はこの点に気を付けてくださいね。
このように任意保険に加入していない割合が、全体の約15%も現時点でいるんですよね。
その時に備えて、必要な保険を選んで嫌な思いをしないようにしていきましょうね。
・人身傷害保険
→自分や家族が死亡または怪我をしたときに保険金が受け取れる保険です。
車、バイクに乗っているとき
・自分が起こした事故、起こされた事故(相手の過失が多い)
・単独事故
・当て逃げれた
車、バイクに乗っていないとき
・歩行中
・バスやタクシーに乗っているとき
このように幅広い事故によって、自分と家族が死亡または怪我をした場合に補償されるのが、人身傷害保険の大きなメリットなんですよ。
それに事故によっては示談交渉が長引くこと多いんですよね。
→どちらが悪いのかによって、補償・賠償金額にが変わってくるからなんです。
ですが、この保険では治療費・休業補償・慰謝料などの保険金をスピーディー受け取ることができるうんです。
仕事をしなければ給料も入りませんよね。
治療費も立替えたとしても時間がかかれば大きな金額になりますよね。
それを解決してくれるのが、この保険のもう一つのメリットなんですよ。
更に、家族の怪我などの補償もしてくれるんですよ。
これだけはいれば十分と思える内容なんです。
自分・家族の補償を手厚くするにはおススメの保険といえるでしょう。
ここまではメリットについて紹介してきましたよね。
実はデメリットもあるんですよね。
幅広い補償と魅力的な保険金が選べる分、
支払う保険料が割高になりやすい点がデメリットなんです。
内容は魅力的だけど、保険料が高いって思った人はこの方法を試すと良いですよ。
保険金額を少し下げると支払う保険料も下がるんです。
このように上手に調整して、支払う保険料を自分に合わせてみるといいですよ。
ここまでで任意保険について紹介してきました。
次は車両保険について、紹介していきますね。
種類は一つしかないので、あっさりすると思います。
では、いきますね。
車両保険の必要性は?
ここでは車両保険の必要性を紹介していきますね。
まず最初に、
・車両保険とは?
→自分の車とバイクにかける保険です。(他にはない保険です。)
・どういった補償がされる?
・交通事故(他の車、モノと衝突したとき)
・自然災害(台風、洪水、落雷など)
・盗難
・落書き、いたずら
・飛んできた物による破損
・単独事故(安いプランなど対象外の可能性あり)
・その他(保険会社に問い合わせみましょう。)
これらによって修理が必要になったときに保険金が支払われます。
一般的な修理は補償対象となりますが、補償の対象とならないものもあるので紹介していきますね。
→補償対象外のもの
・消耗品(タイヤの山がすり減った、オイル交換、アンテナなど)
・エアコンの故障
・カーナビの故障
・窓が開かなくなる
・地震、津波、噴火
このように、自然故障は対象外になるので注意してくださいね。
※ただし、上記の場合でも事故性があれば補償対象となるんです。
例えば、
・衝突してタイヤが変形した。
・タイヤが盗難にあって、ボディが損傷した。
→この場合は、タイヤとボディの修理が対象です。
これらのように、事故性がある場合が補償対象となるんです。
・車両保険金額は、修理代金に関わらず、満額保証されるの?
結論からいうと「されません。」
車両保険が100万円で、修理代が10万円の場合、
修理代の10万円しか保険金は出ませんよ。
それに加えて、車両保険の金額は自分では決めることができないんですよ。
車種、年式、グレードによって決められます。
1年目は購入金額≒時価相当額と考えるよよいでしょう。
また、車両も使用年数の経過ともに評価(価値)が下がっていくんですよね。
下記の表を見ていただくとわかりやすいですよ。
車両(車・バイク) | 1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 |
新車・150万円で購入 | 150万円 | 120万円 | 90万円 | 60万円 | 30万円 |
表のように経過年数で車両自体の価値は下がってきます。
・保険金額より修理代が高くなった場合はどうなる?
そういった時に備えて、保険会社では超えても保険金を補償する特約がありますので、
加入時には忘れず確認しておきましょうね。
車両保険にはこれらのような補償が付いているんですよね。
その内容が自分にとって、重要であるかそうでないかで選ぶ方法がいいでしょう。
まとめ
・加入方法には「ダイレクト型」と「代理店型」があって、自分に合った方を選べる。
・任意保険には、自分や家族、相手やモノの損害を補償する保険など6つの種類がある。
・月々の保険料が高くなってしなった場合は、保険金額などを低めに設定して支払う保険料を調整する。
車両保険は事故性があれば幅広く補償されるが、自然故障については補償されないケースが多い。
コメント