バイクのグリップ力ってなんのこと??

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雨の日やぬれた路面で運転しているとき、ブレーキしてから止まるまでの距離が晴れているときよりも、長くなったり滑る感覚を経験したことはありませんか?

グリップ力はそれと関係しているんです。

グリップ力とは?

タイヤなどゴム製品に対して疲れますが、ここではタイヤに関して説明していきます。

グリップ力とはタイヤと路面の摩擦力のことをいい、タイヤが地面に張り付く力を表しています。

要するに滑らない力のことです。

要するにグリップがある=滑りにくいということです。

このグリップ力(摩擦力)は、

  • 路面の素材(アスファルト、コンクリート、他)
  • タイヤの質、温度

によって変わってきます。

グリップがある(高くなる)と滑りにくくもなります。

グリップ力が高い。とはどういう状況?

乗っている感覚としては『地面と密着している』という感覚です。

文章で表現すると、『地面を掴む』と表現します。

例えば、瓶の蓋が固い物を素手で開封するときを例にしますね。

グリップ力がないと手が滑ってしまい開けることができません。

グリップ力があると、手がしっかりキャップを掴むので開けることができます。

よって、後者の方がグリップ力があることになります。

では、グリップ力があるときのメリット・デメリットには何があるのか?を、

それぞれ紹介していきます。

グリップ力が高いメリット

グリップ力が高いと地面との密着力があるので以下のことが可能となります。

  • 速いスピードでカーブを曲がることができる。
  • 制動距離が短くなる(走行時にブレーキをかけてから停止するまでの距離)
  • 急な進路変更ができる。
  • ジグザグ走行ができる。

スポーツバイクなどスピード性や、レーサーなどシビアな環境で走行する場合に求めれることが多いでしょう。

常にグリップ力が高いわけではない

メリットがる反面、デメリットもあります。

それは、天候や気温によって走行技術が求められる。

大きな変化としてはアクセル・ブレーキワークに差が出てくる。ことです。

理由は2つ、

  • 雨で濡れた路面の場合、地面との摩擦力が低下する。
  • グリップ力を発揮するのは、タイヤの温度を上げる必要がある。
    慣らし運転など、走り始めはウォーミングアップのための走行が必要。

このように、一定の条件まで達した場合に、高グリップ力が発揮されるのです。

グリップ力が高いタイヤに向いている人

技術がある人。要するに中級・上級者向けのタイヤと言っていいでしょう。

主な理由は、天候や気温によってグリップ力に差があるので、対応できる技術力が必要。だからです。

ハイグリップタイヤというのがある!

高いグリップ性能を持ったハイグリップタイヤという商品があるんです。

名前の通り通常のタイヤよりハイレベルなグリップ性能を持ったタイヤです。

このタイヤの特徴は、ここまで述べてきたグリップ力の高い性能を持ち合わせています。

デメリットとしては、ノーマルタイヤに比べて高い扁平が薄いのでホイールを痛めやすい寿命が短いという特徴がある。

ノーマルタイヤでは体感できない走りを体感できます。

そんな走りを味わいたい人にとって、是非試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

グリップ力とは 滑らない力のことをいう。

「グリップ力が高い」とは、滑らない力が強いということ。

メリットは、地面との密着力があるので、速い速度でカーブを曲がることができるなど、
スポーツバイクなどシビアな走行を求められる状況に向いている。

デメリットは、路面が濡れていると滑りやすいなど技術が求められる。

ここまではグリップ力について紹介してきました。

このような走りを求めている方は、ハイグリップタイヤを使用してみるのもおすすめ!!

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